きっとまた、急に暑くなったりするのでしょうけれど。
それでも、来る秋のにおいを感じてしまう八月末。
ここのところストールの注文や鼻緒の注文を頂き、夜な夜な染めていました。
染め途中。こちらの生地はモスリンです。
モスリン(muslin)とは・・・
綿や羊毛などの単糸で平織りした薄地の織物。
薄地で柔らかくあたたかいウール衣料素材で、日本では戦前の普段着の着物、冬物の襦袢、半纏の表、軍服などに用いられていたが、
近年では東北地方北海道の一部以外ではほとんど流通しておらず、
目にする機会は少なくなっている。(from Wikipedia)。
だそうです。ウールガーゼともいいます。
薄い生地ですがほわっとした質感で軽く、確かに暖かい。
発色はシルクと違いマットな感じに。素朴な風合いです。
ご注文は飼っているニャンコの色で染めてほしいということでしたが、
気に入っていただけたようでよかったです。
モスリンのシルク版をシフォンと呼ぶそうで。
シフォンでも染めてみました。
シルクはやはり繊細でしっとり。発色もクリアーです。
同柄4色で4枚分を試しに。
ストールは帯や着物より自由な感覚で染められるので、たのしい。
プロフェッショナルであるならば・・・
ていねいであることはもちろんのこと、効率的な仕事が課題であることを実感したのでした。
ホームページです。
http://silkgallery.org
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