最近は不安定な空模様が続きますね。
晴れていたと思えば、夜中は急な雨に降られたり。
工房へ向かう途中にある木は
雨風に吹き飛ばされることなく
赤い可愛らしい実がついていました。
そして自転車で走っていても
金木犀の香が漂ってきます。
小さな花の集まりなのに、
とても力強い甘い匂いです。
柿木なども青い実が段々と
橙に染まり始めるのを見ると秋を感じますね。
そして工房ではせっせと新しい帯が
作り出されています。
これはステンドグラスの帯です。
いつもは濃いブルーが主体で作ることが多いのですが、
今回は少し淡い色で挿したものになります。
ブルーは蒸す前は発色しないので、（画像は発色前）
少し物足りなさを感じることもありますが、
発色するととても綺麗です。
こちらは新色のステンドグラス。
目に飛び込んでくる黄色がとても鮮やかです。
現物はもっと光沢感がある仕上がりになっています。
爽やかな黄色に白とメリハリのある帯です。
こちらはブルーシリーズで構成された
万華鏡と更紗です。
地紋を起こしています。
そして新しい辻が花の帯です。
鳥獣戯画の兎が紛れ込んでいます。
意外とこの兎を墨線で描くのが難しいのです。
あとは最新の着尺の地紋が出来上がりました。
繊細な色なのでどうしても写真にすると飛んでしまいます。
こちらはモザイクタイルを模したよく見ると
まっすぐな四角形ではなく、
斜めに構成されている柄です。
柄も鱗紋、青海波など様々が柄が組み込まれています。
毎日染めをしているとあっという間に
時間が過ぎていきます。
橋爪
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